夏の暑さが気になる季節、お弁当を持ち歩く際には保冷剤が必須ですね。
自作のお弁当を美味しく食べるためにも保冷剤は大切です。
しかし、最近は気候変動の影響で夏以外にも暑い日が増えており、保冷剤をいつからいつまで使うべきか判断が難しいですよね。
通常は7月や8月が真夏と考えがちですが、5月や10月でも暑い日はありますからね。
お弁当を新鮮に保つためには、以下の点を考慮した保冷剤の使用が重要です。
– 気温が高い時期
– 保冷効果が持続する時間
– 保冷剤の効果的な配置方法
私自身、夫から「弁当が変だったから捨てた」と言われたときは、とてもショックでした。
そうならないように、愛情を込めた手作り弁当を守り、家族の健康を考えるために、保冷剤の正しい使い方を今回は詳しくご紹介します。
弁当に保冷剤が必要になる時期と気温の目安
弁当に保冷剤を入れる必要があるのはいつからでしょうか?
地球温暖化の影響もあり、単に月を基準にするのではなく、日々の気温を重視するべきです。
具体的には、その日の最高気温を見て、保冷剤を使用するかどうかを決めることを推奨します。
気温が20度を超える日、特に冬以外の季節には、弁当に保冷剤を入れることをお勧めします。
それには次のような理由があります。
お弁当が20度から37度の温度範囲の時味が変わることが多いと言われています。
20度前後は、わたしたちの快適と感じるかもしれませんが、お弁当の保存にとっては快適でないんですね。
特に、弁当の内部温度が30度を超えると注意が必要です。
しかし、20度以下で保つことができれば、おいしく食べられます。
そのため、冬場を除くほとんどの期間では、保冷剤の使用が助言されています。
コンビニで売られているお弁当がどう保管されているかも参考にしてみてください。
通常、これらのお弁当は18度以下で保管されています。
コンビニの場合、お弁当は適度に冷やされており、購入時に「温めますか?」と尋ねられることが一般的です。
これが理想的な保管状態と言えるでしょう。
ただし、保冷剤を使用しても、保管場所によっては意外と温度が上昇することがあります。
注意が必要な場合
– 車の中
– 通気性の悪い部屋
– 直射日光が当たる場所
これらの場所では熱がこもりやすく、予想外にお弁当の温度が上昇することがあります。
そのため、気温だけでなく保管場所も考慮して、保冷剤の使用を判断することが重要です。
お弁当の保冷剤、持続時間と効果的な使い方
保冷剤の解け始めるタイミングは気温に大きく依存しますが、実際のところ、どのくらいの時間効果が持続するのでしょうか?
詳しく解説していきます。
保冷剤の効果がどれくらい持続するかは、次のような要因によって異なります。
– 使用する保冷剤のタイプ
– 周囲の気温
– お弁当の温度
– 保管する場所
一般に、30gの小型保冷剤は約1時間半の効果が期待できます。
特に夏の暑い日には、複数の保冷剤を使用するなどして対策を取ることが重要です。
たとえば、30gの保冷剤はケーキの持ち帰り用として30分間の効果があるものです。
保冷剤のタイプによって持続時間が異なりますので、長持ちするタイプもあります。
以下におすすめの保冷剤をいくつか紹介します。
長持ちするおすすめ保冷剤
1. ソフトタイプ – 150gのものは、朝から昼までの使用に適しています。
2. ズレないソフトタイプ – 保冷袋内で動きにくいため、位置を固定しやすいです。
普通の保冷材でもお弁当バンドなどを使って止めてもいいですね。
3. ハードタイプ – 重いですが、最大12時間の冷却効果があり、大きなお弁当や複数人分の保存に最適です。
ハードタイプは特に、非常に暑い日や長時間の保存が必要な場合に効果を発揮します。
また、保冷剤の代わりに凍らせたペットボトルを使用する方法もあります。
これは特に、外出時に長時間お弁当を置く必要がある場合に役立ちます。
お弁当の時間には飲み物が適度に解けてちょうどよくなるというメリットもあります。
夏場は保冷剤と凍らせたペットボトルを組み合わせるのがおすすめです。
正しい保冷剤の使い方でお弁当を守る
気温が上昇するこれからの季節、保冷剤を効果的に使ってお弁当を守る方法を紹介します。
保冷剤の配置方法を工夫することで、より長持ちさせましょう。
保冷剤の最適な配置方法は以下の通りです。
– お弁当の上部に置く
– 保冷袋を活用する
– 保冷袋がない場合は別の方法で対応
お弁当の上部に置く
冷気は下向きに流れるため、お弁当の上部に保冷剤を置くと効率よく冷やせます。
ただし、お弁当が温かい場合はすぐに保冷剤が溶け始めるので、お弁当が冷めてから上に置くのが理想です。
保冷剤がずれないように、お弁当と一緒に風呂敷で包む方法がおすすめです。
水滴が気になる場合は、風呂敷の外からもう一度包んで保護すると良いでしょう。
保冷袋の利用
保冷剤の冷気を逃がさないためには、保冷袋が有効です。
保冷剤をお弁当と一緒に保冷袋に入れることで、冷気を長持ちさせることができます。
保冷袋が手元にない場合は、以下の代用品が役立ちます。
保冷袋がない場合の代用品
– アルミホイル
– ビニール梱包材
– 新聞紙とタオルを使って包む
これらを使ってお弁当を包むことで、密封された空間を作り、保冷効果を高めることが可能です。
保冷剤を使用する際のポイント
気温が20度以上の日や冬場以外では、保冷剤の使用が推奨されます。
お弁当の温度が30度を超えるときには、特に注意が必要です。
また、車内や通気性の悪い場所、直射日光が当たる場所では保冷剤の効果が落ちやすいので、気をつけましょう。
保冷剤の種類や気温、お弁当の温度、保管場所によって効果は異なりますが、30gの小型保冷剤は約1時間半効果が持続します。
暑い季節には、複数の保冷剤を使用するか、効果が高い保冷剤を選ぶことが重要です。
凍らせたペットボトルも保冷剤として効果的です。
家族に美味しいお弁当を食べてもらうために、これらのポイントを守って、正しい保冷剤の使用方法を覚えておきましょう。