国税庁から？【未納税金があります】という迷惑メールは要注意！

国税庁から送られてきたような「【未納税金があります】という表題のメールは。。。

【国税庁】を装ったフィッシング・詐欺メールの可能性が高いです！

情報入力を促すURLが記載されていますが、クリックしてはいけません！

これらのリンクは、正規のウェブサイトと見分けがつきにくい偽サイトに誘導され、そこで個人情報やクレジットカード情報を盗まれる危険性があります。

フィッシング詐欺から自分を守るためには、リンクを直接クリックするのではなく、信頼できるブックマークや公式アプリを使ってログインして、情報を確かめてましょう。

万が一、誤って情報を入力してしまった場合は、速やかにパスワードの変更やクレジットカードの利用停止など、冷静に迅速な対応を取ることが重要です。

それでは「【【未納税金があります】という表題のメールの怪しいポイントを解説していきます。

【未納税金があります】の確認すべきポイント！！
個人情報を入力してしまったら？
【未納税金があります】は詐欺メール！
まとめ

【未納税金があります】の確認すべきポイント！！

受取人の名前がない！

メール全体を確認しても、私の名前が見当たりません。

「あなた」だけです。

メッセージには、「あなたの所得税は未納です」という文言があるだけです。

通常、この種の手続きは特定の個人に対して行われるものです。

ただし、詐欺を目的としたものですので受信者の個人情報を記載することせず、メールアドレスのみで接触するため、個別の名前が記載できずまた避ける傾向があります。

ですので、一般的な抽象的な表現を用いたりして、名前を明記できないのです。

差出人の名前もメールアドレスもあやしい！

差出人が「nta.go.jp@lookyunjpp.cyou」となっています。

送信元のメールアドレスの「@」以降が国税庁のドメインではありません！

「lookyunjpp.cyou」となっていて、明らかにおかしいですよね？

前半部分に使われている「nta.go.jp」は国税庁のドメインに似ていて慌てて誤解しそうですが、ここは冷静に確認してみましょう。

ちなみに国税庁のe-Taxからの送信元の表記は次のようなものです。

e-Tax（国税電子申告・納税システム）‹info@e-tax.nta.go.jp›

これに該当しないドメインからのメールは疑ってください。

リンク先のURLが正規のものではない

メールには「≫ 支付の詳細リンクエント→」と記載され国税庁のリンクへと導くように見えます。

しかし、実際には、そのリンクは「https://koosline.com/」というURLに誘導されます。

これは国税庁の公式ドメイン「https://www.nta.go.jp/」と異なります。

リンクにマウスを合わせるとブラウザの左下に実際のURLが表示されます。

URLをクリックしなくても確認できるので、ぜひ試してみてください。

個人情報を入力してしまったら？

詐欺メールだと気づかずに、個人情報（名前・住所・電話番号・生年月日・カード情報など）を入力してしまった場合はどうすればよいでしょうか？

まず、落ち着いてできるだけ早く速やかにカード会社に利用停止手続きを行ってください。

また、カード会社に連絡しサポートを依頼するのも良いでしょう。

カード会社が対応に協力してくれます。

【未納税金があります】は詐欺メール！

私に送られてきたメールを紹介します↓↓↓

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件名：【未納税金があります】
差出人：nta.go.jp<nta.go.jp@lookyunjpp.cyou> (bounce3.maildeliver.jp から)

本文：

あなたの所得税は未納です、法律により現在あなたは所得税を自主的に納めることが求められています。
期限までに納付されない場合は、税法により不働産、自働車、登記財産、給与などの差し押さえが行われます。
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▼納税確認番号：****3694

▼納付期限：2024/07/19

▼最終期限：2024/07/20（支払期日の延長不可）

≫ 支付の詳細リンクエント→
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■本メールはe-tax国税電子申告納税送信専用となっており、返信を受け付けておりませんのでご了承ください。
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発行元：国税庁
Copyright（C）NATIONAL TAX ACENCY Rights Reserved.
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